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不思議な装備品、“ベル”


道路交通法で自転車に装備が義務付けられている諸々シリーズ。





第一弾は 「フロントライト(前照灯)について」
http://cyclemedia.blog.fc2.com/blog-entry-21.html


第二弾は 「テールライト・リフレクターについて」
http://cyclemedia.blog.fc2.com/blog-entry-22.html






最終回の今回は、いよいよ(?)

使わないのに装備が義務付けられている不思議な部品、「ベル」 についてです。(笑)






DSC02384.jpg




ベル、正しくは警音器ですが、 これが法律で装着が義務付けられていることを

いまだに知らない人がたくさんいらっしゃいます。



また、知っているのに着けてない人も。






道路交通法によると、


自転車のベルは、警音器であり、
 自動車のクラクションに相当するものである。

「警笛鳴らせ」の道路標識がある場所では、
      ベルを鳴らさなければならない。




 早い話が、自動車の警音器に関する法律を

 そのまま自転車にも適用しているってことです。





んで、道路標識により「警笛区間」に指定された道路の区間を通行する場合には、

見通しのきかない交差点、曲がり角、上り坂の頂上等を通る際に、

            “都度ベルを鳴らさなければならない。”









これって車のクラクションならフムフム・・ と納得するところですが、

自転車のベルがこれらの場所で、対向して来る車に聞こえるハズがないですよね。(苦笑)




まぁ、対向車が自転車だったり、歩行者には聞こえる程度で、

あまり意味があるとは思えません。







そして次に続く文章が、更なる無意味さを後押しします。



それ以外には、危険を防止するためやむを得ない場合を除き、
   ベルを鳴らしてはならない。






これも車のクラクションなら、納得の内容。


でも何も知らない人が一番使うのは、歩行者に対してじゃないでしょうか?



もちろん、「どけどけっ!」 って感じで鳴らすのは法律以前に感じ悪いですが、

「通りま~す」 程度に鳴らすのは個人的にアリだと思うんですケド。


私が歩行者でも鳴らして欲しいし、 「鳴らせばいいじゃん」 と言われたこともあります。





でも現実には法律で禁止されているので、上記のような場合は声をかけています。


「すみません、通りま~す。」 もいいんですが、

「こんにちは~。」 「おはようございま~す。」 などなど、


挨拶メインに声かけすると、特に気持ちよく存在を認識してもらえるようです。




そう、念のためですが、声かけをするのは避けてもらうためではなく、

自転車が通ることを認識してもらうことにあります。


存在を認識してもらうことにより、衝突や接触の危険性を下げるのが目的ですね。







さて、話を戻しますが、自転車の走行において、

“危険を防止するためやむを得ない場合”

  とは、どんな場合でしょう?





見通しの悪いカーブや交差点、あるいは物陰から車や歩行者などが飛び出してきた、

何らかの原因で車や歩行者と接触しそうになった、


私が警察署に問い合わせた時は、 下り坂でブレーキが効かなくなった時を挙げられましたが・・





「あっ、危ない!」

“チ~~~ンンン・・♪”





役に立ちますか? (。´・ω・)ん?


てか、それ以前に、

 そんな状況でベル鳴らす余裕がありますか? (爆)





どうせ車には聞こえないので、対象は他の自転車や歩行者ということになりますが、

いずれの状況でも、叫んだ方が はるかに早いし確実ですよね。





すると警察の方は、 「カゼなどで声が出ない時や、元々しゃべれない人もいらっしゃいますから。」



いや、それ、どんだけレアな存在なんですか!(爆)







ともかく、 使えないのに装備が義務付けられている不思議な部品とは、

上記の説明でおわかりいただけると思います。



結局、道路交通法の中で、自動車の警音器に関する法律を

そのまま右に習えで適用しているところに全ての元凶があります。




このことは右左折の手信号にも言えることで、

曲がり始める手前から、曲がり終えるまで手信号を出し続けなければならないとありますが、


そうすると右左折の間中、常に片手運転という矛盾が生じるだけでなく、

現実に危険極まりない行為です。




これも自動車のウィンカーに関する法律を

自転車にも右に習えで適用したことが原因です。





自転車をとりまく環境は、道路整備の事情だけではなく、

こうした法整備にも改善を求められなければなりません。





ちなみに前述の私が相談させていただいた警察の方は、

法律がある以上、それの遵守を指導する立場にある前提で、

非常に真摯かつ丁寧に回答いただいております。

私がピックアップした部分の表現だけで誤解のありませんよう、お願いします。







さて、意味が無くても着けなければならないベル。

役に立たなくても装着を怠ると、立派な整備不良車です。


事故や違反、あるいは職質でベルの確認をされたという話も実際に聞いております。




まっとうな自転車乗りを自負する方はもとより、

サークルやチームに所属している方は、自分だけの問題ではありません。


あなた一人の行いが、全ての自転車乗りを代表しているという自覚を是非お持ちください。








とはいえ、余計な部品は やはり ジャマ! ですよね。 ^^;

  よくわかります。



しかもまだまだ装着率は低く、種類もあまり無いので、

なかなか思うモノがありません。



なので私は、なるべく小さいモノを着けています。




DSC02353.jpg




しかもこの着け方だと、前から見た時にベルが見えず、

空気抵抗もありません。




DSC02354.jpg




で、使わないベルをちゃんと装備しつつ、もっと有効なアイテムも使っています。


それは “熊鈴”




DSC02360.jpg




私は中国山地などの熊エリアにもツーリングに出かけ、

近場でもイノシシやその他の野生動物に遭遇することがあります。



それで必要に迫られて買ったモノなのですが、

これが市街地での歩行者にも超効果的。



声かけなどしなくても、勝手に気づいてくれます。

これは嬉しい副産物でした。(^^)




DSC02362.jpg




普段使いに重宝しているのが、釣竿の先に着ける鈴。

魚がかかると振動で鳴るアレです。




DSC02355.jpg




これなら熊鈴よりも小型軽量で場所もとらず、

ブレーキのアウターケーブルなど、どこにでもつけられます。



目立たないのもグー♪




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ミニベロには音色のいい、モンベルの熊鈴をつけてます。

まるで風鈴のような心地いい音色は、仲間からも好評です。




DSC02364.jpg




フレームの構造を利用して、直接取り付けたので見た目もバッチリ。

KHSオーナーの皆さん、是非真似して下さいね。( ´艸`)ププッ




DSC02365.jpg




使うことの無いベルなんかより、 ずっと効果的で実質的な鈴。

オシャレなモノもたくさんありますので、是非色々試して下さいね。







というわけで三回に渡って特集してきた ライト、リフレクター、ベル。

それぞれ思うところはおありでしょうが、法律で決められた装備はキチンと正しく着けましょう。



そして知らない人には是非教えてあげて下さいね。

胸を張れるカッコいい自転車乗りに、みんなでなりましょう~。 (^^)










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コメント

勉強になりました。

タイロンさん、いやいや「自転車博士」言えば良いのか~勉強になりました。

僕が「?マーク」を付けていた事を全て答えていただいた感じで勉強になりました。

ライト類に関してはお財布との相談で考えるとしても、ベルは単純に
「声出せばいいじゃん!」と思ってましたのである意味納得出来ました。

『熊鈴』良いですネェ! 

トレイルランの競技中に後方から鈴の音が聞こえて来てアッと言う間に抜かれた事を思い出しました。プロの方でしたが確かに後方からの接近も分かりますし
ベルを鳴らされて「どけ!!」って感じも無くて『どうぞお先に・・・』と譲る気持ちが持てました。
早速検討したいと思います。

あと僕も色々調べていたイヤホンの件も聞いていただきありがとうございます。
ネット検索しても警察官に「止まれ!」と言われて停止出来れば聞こえていると判断されるので良いと言うレベルの回答でしたが・・・

僕は音(音楽)が有る生活が好きなので今まで聞きながら自転車に乗っておりました。
もちろん周りの音が聞こえる範囲です。

ボリュウムも下げて片側にオープンタイプ。風音で聞こえるかどうかと言う音量レベルでまさにBGMって感じです。
それでも非難される方も多くどうしようか?と思ってました。好きな自転車にお気に入りの音楽をかけて走りたい~(^^♪。タンデム自転車の時は外付けスピーカーで行くのですが街道練習の時など逆に恥ずかしくて・・・・

今はヘルメットに小型のスピーカーを加工して取り付けようかと小細工してます。
おそらく何処かのメーカーが小型軽量の商品を発売するだろうと思ってますが完全にダメと言うわけではなかったので考える余地が出来ました。
ありがとうございます。

『胸を張れるカッコいい自転車乗り』になれるよう僕もなりたいです。

Re: 勉強になりました。

イヤホンは完全にアウトになりましたね。
たとえ周囲の音や声が聞こえるように調整しても、
傍から見てそれはわかりませんので。

どうしても音楽聞きながら走りたいなら、耳小骨振動タイプのイヤホン(?)がおススメです。
私も試させてもらったことがありますが、耳をふさがないので全く問題ありません。
直に耳小骨を振動させるので、装着している人しか音が聞こえません。
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